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パナマと日本とのつながりがますます密接になってきたこのごろ、2016年3月24日(木)14:00〜16:00に第一議員会館1階国際会議室にて、衛藤征士郎事務所のご協力のもと、パナマ大使館ご協賛、三冬社企画により盛大な講演会が開催されました。テーマは中南米・カリブのゲートウェイとしてのパナマ共和国、アジアのゲートウェイとしての日本との関係発展についてです。
司会はパナマ友好議員連盟事務局長の中川俊直様、初めに元駐パナマ日本大使の下荒地修二様、元駐パナマ日本大使の三澤眞様、そして外務省で経済協力のスペシャリスト中南米局参事官の宇山智哉様などからご挨拶をいただきました。

続いて、パナマの作家(「黄金の馬」の著者)で大統領も輩出した法律事務所モルガン&モルガンの経営者でパナマ運河博物館の館長でもあるファン・ダヴィ・モルガン様、元駐パナマ日本大使藤島安之様、そして現在の駐パナマ日本大使である磯部博昭様からのメッセージが読み上げられました。はるか海を越えパナマから、またパナマに駐在なさっていた方々からメッセージをいただき、今回の企画の開催意義を再認識できたような気がいたします。
それから、ゲイシャコーヒーについて、三冬社佐藤社長から説明があり、希少価値のあるコーヒーの試飲会への期待感がいっそう高まりました。

パナマの昔と今、そしてこれから

講演会では、最初に「日本とパナマの経済連携〜中南米・カリブ海の入り口であるパナマと日本の関係構築に向けて〜」と題して、自民党外交・経済連携本部長、日本・パナマ友好議員連盟会長である衛藤征士郎様よりご講演いただきました。日本とパナマの関係構築の重要性について、改めて確認することができました。次に「パナマの経済・観光・自然と日本に期待すること〜パナマ運河(3期工事の進捗状況)〜」と題してパナマ共和国特命全権大使リッテル・ディアス様よりご講演いただきました。パナマ運河をはじめ交通の要塞としてのハブ化発展するパナマの現状、そして希少な生物の生息など豊かな自然に恵まれたパナマに対して、日本の役割は何かを考えることができました。パナマのモノレール構想について、迫力あるイメージ動画を用いて具体的に説明していただき、完成が今から待ち遠しいです。それから、「パナマが起こした日本の幕末・明治の産業革命〜日本はパナマ地峡鉄道からCompany(株式会社)と鉄道の運営を学んだ〜」と題して、三冬社の佐藤公彦社長から講演がありました。日本とパナマとの歴史的つながりを知るとともに、現在においての両国の縁の深さもあらためて認識することができました。パナマモノレールに日本式が採用されたことは、まさに驚くべき出来事です。最後に、150年前の使節団、万延遣米使節子孫の会について村上泰賢様、宮原万野子様、柳原三佳様よりご紹介をしていただきました。本年5月にワシントンにおいて記念碑除幕式が行われるとのご報告がなされました。こちらの様子についてもご報告を楽しみにしたいと思います。
質疑応答の後、日本・パナマ友好議員連盟幹事長の平井たくや様に終わりのご挨拶をいただき、隣のゲイシャコーヒー試飲会場へ移動となりました。

コーヒー愛飲者にはたまらない、香り豊かなゲイシャコーヒー

ゲイシャコーヒー試飲会では、引き続き司会は中川俊直様が務めて下さいました。松屋珈琲店によりゲイシャコーヒーが振る舞われ、パナマ大使館からのママジェナ(パナマのケーキ)も一緒に楽しみました。ゲイシャコーヒーにラム酒を入れて飲むととても美味しいということを初めて知る方々は多かったのではないでしょうか。
パナマ講演会、ゲイシャコーヒー試飲会ともたくさんの方々にご参加いただき、最後まで盛況の内に幕を閉じることができました。これからもパナマと日本のますますの発展をお祈りしつつ、両国の関係をこれからも見守っていきたいと思います。この企画に携わったすべての皆様に厚く御礼申し上げます。

パナマ共和国大使館

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